今回の記事は、
【成長する事が、人生を変える】
というテーマについて語りたいと思います。
前回の記事では、「成長とはなにか?」「成長の仕組みとは?」という事について解説しました。
人生を変える「成長」の仕組み~成長とは何なのか?~
- 何か最近うまく行かない。とか
- 何か未来にワクワクできない。とか
- 何かモヤモヤ悩んでいてどうしたら良いかわからない。とか
そういう事って、誰しもありますよね?
今回の記事では「成長」というものを前回よりさらに掘り下げて、
そして自分の人生に応用して、こういった問題や悩みを解決するための情報を提供させていただきます。
Contents
成長する事で人生を変えた、ぼく自身の経験
…ぼく自身、十数年前はうつ病のような状態だったのですが(プロフィール参照)
そこから人生の師匠と出会い、そして自分自身を鍛えて、自分自身を成長させていった結果、人生がより理想的に変わっていきました。
具体的には、
- いつもぼーっとして、モヤモヤしていた思考が、ハッキリと鮮明になった
- あらゆることに対して答えが出なくて悩み続けていた考え方が、答えが出る考え方に変わった。
- 浅い友人関係が、深い友人関係に変わった。
- 周りに流されるしかない客体的な自分が、自分の道を歩める主体的な自分に変わった。
- やりたくてもできない状態から、やりたいことが出来る状態に変わった。
などなど、言ってしまえばきりがないほど、
学び、成長したことで、人生が楽しく理想的に変わって行きました。
だからこそ、ぼくは、
「成長する事が人生を変える」と言い切る事が出来ますし、
今でも、より大きな理想を叶えるために成長するために、自分を鍛え続けています。
そして、そんな過去があったぼくだからこそ、
かつての自分と同じように悩んで苦しんでいる人たちに、自分が学んで実践して、結果が出た「人生を改善させる学び」というものを、共有していくことが出来ると思っています。
人生の成長の意味を示す偉人の名言「トルストイ」の言葉より
ここで、今回のテーマに関連がある、偉人の名言をご紹介させていただきます。
自ら精神的に成長し、人々の成長にも協力せよ。
それが人生を生きることである。
‐ロシア文学を代表する文豪「トルストイ」の言葉より‐
これも素晴らしい名言ですね。
…何度も言いますが、
成長すれば、人生が変わります。
そして成長し人生を改善することができたら、
その方法を周りに共有して、みんなでハッピーになっていくっていうのが、素晴らしい人生だとぼくは思います。
今回の記事では
- 成長とは何か?
- 具体的に何をどのように変えることが、成長なのか?
- なぜ、成長すると人生は変わるのか?
という事について、スッキリ明確に解説していきたいと思います。
人生と成長の関係性を明確化するための質問と答え
まず、質問から入って行きます。
質問1 何が自分の人生を作っているのか?
『何が自分の人生を作っているのか?』
この質問を少し、考えて見ましょう。
質問1の答え
この答えは
【自分自身のあらゆる行動】
という事になります。
…どういう事かと言いますと、
人生には、様々な「行動」がありますよね?
例えば大きくカテゴライズすると、
- 反応
- 選択
- 習慣
などの行動があります。
「反応」とは、何か物事が起きた時に自分がする「咄嗟の行動」のようなものであり、
「選択」とは、文字通り複数の選択に迫られたときに「どれを選ぶかという行動」であり、
「習慣」とは、自分が意識していないけど、「つい無意識で行っている行動」です。
…もちろん他にも行動の種類はありますが、とりあえずここではこの3種類を見てみましょう。
質問の答えにあったように、
自分の人生を作っているのは、他でもなく、自分のこういったあらゆる行動が積み重ねなのです。
…これは、ちょっと考えていただければ分かると思います。
例えば、
人生の小さめな出来事として「虫歯になってしまった」という出来事があったとします。
なぜ、虫歯になったのか?その原因は、それまでの過去の自分の行動の中にあるはずです。
- 甘いものに目が無くて(反応してしまって)寝る直前にキャラメルを食べてしまった
- 寝る前に歯を磨くかどうか考えたけど(選択を迫られたけど)歯を磨かない選択肢を選択した
- そもそも、普段からの歯磨きの仕方(習慣)が良くない、上手く歯を磨けていない
など、こういった原因が考えられますよね。
つまりは、全ての事はこれと同じように、人生の中の良い事も悪い事も、
「自分自身のあらゆる行動が作っている。決定している」
と言う事が出来ます。
質問2 何が自分の行動を決定しているのか?
質問1では、行動が自分の人生を決定していると解説しました。
では、その「自分の行動」は、いったい何が作り、何によって決定されているのでしょうか?
これも少し、考えてみましょう。
質問2の答え
その答えを一言で言ってしまえば
自分の行動を作っているのは
自分自身の「脳(神経システム)」
であると言えます。
…少し難しい話しに感じるかもしれませんが、事実として、自分の行動を決定しているのは、他でもなく自分の脳(神経システム)です。
もう少し詳しく解説しますと、
自分の脳(神経システム)が作り出すものとして、例えば
- 見え方
- 感じ方
- 考え方
などがあります。
自分の「見え方」は、自分の脳が決定しています。
例えば、同じ1つのリンゴを見ても、〈一流リンゴ農家の人〉と〈一般人〉とでは、そのリンゴの見え方がまるで違うはずです。一般人には、ただの赤いリンゴとしてしか見えなくても、一流のリンゴ農家の人にはもっと多くの多角的な情報が目に見えているはずです。
この「見え方」と同じようにして、
自分の「感じ方」も、自分の脳が決定しています。
自分の「考え方」も、当然ですが自分の脳が決定しています。
そして、この「見え方」「感じ方」「考え方」をベースにして、
人は「自分の行動」を決定しています。
…例えば、さっきの1つのリンゴを見た時に、
一般人なら「美味しそう、買う」という選択の行動をするリンゴだとしても、
一流のリンゴ農家の人は「ダメだこりゃ、買わない」という選択をするリンゴであるという可能性があるという事です。
つまりは、
「見え方」「感じ方」「考え方」という、これらの脳が決める要素は、
一人一人、その人の脳(神経システム)によって、みんな違うという事です。
そしてその違いが、行動の仕方の違いを作っています。
そしてその行動の仕方の違いが、「人生という大きな結果の違い」を作っていると、言えます。
行動は自分の脳が決めているというスポーツの例え話
スポーツを例に出すと、なお分かりやすいです。
例えばあなたがバスケットボールをしている時に、あなたのもとへ見方からボールのパスが来たとします。
そしてあなたは、次にどの行動を咄嗟に選択するか?
つまり「パス・ドリブル・シュート・フェイント」など、どれを選ぶかという事は、
あなたの脳(神経システム)が決めているという事です。
シュートに絶対の自信がある脳を持っている人は、シュートを選ぶ可能性が高いですし、
練習不足で見え方が育っていない人は、フリーの見方が目に映らなくて、有効なパスを選択できないかもしれません。
…とにかく、行動は脳が決めていて、
その脳はみんな違い、そして行動が違い、
そして行動によって結果が違うという事が、
このスポーツの例から分かると思います。
質問3 人生を変えるにはどうしたらいいか?
『人生を変えるにはどうしたらいいのか?』
究極の質問ですが、これを考えてみましょう。
質問3の答え
質問1と質問2の答えから導き出せるように、
人生を変えるためには
自分の行動を変えるために、自分の脳(神経システム)を変える。
という事になります。
つまりは
- 人生を決めているのは、自分の行動
- 自分の行動を決めているのは、自分の脳(神経システム)
- 自分の脳(神経システム)が生み出す「見え方」「感じ方」「考え方」という要素をベースとして、人は行動を決定している。
- だから「見え方」「感じ方」「考え方」という要素を変えるために、自分の脳(神経システム)を変えれば、人生は変わる
…という、単純すぎる「人生を変えるための答え」に行きつくのです。
成長とは何なのか?
つまり成長とは何か?ついてまとめましと。
「行動の改善」が成長であり、
さらに細かく紐解くと「成長とは、行動の改善のための、脳の改善」であると言えます。
成長すれば、行動が変わり、人生が変わる。
だから、一言で言って、
成長する事(脳と神経システムを育てる事)によって
人生は変わって行くから、
成長する事ってめっちゃ大事なんだよ!
という事が出来ます。
自分の夢や願望の実現のために、
自分がそれに相応しい理想的な行動をできる「脳(神経システム)」に成長する事が出来れば、
自動的に、自分のその夢や願望は実現していく、という事です。
脳の成長への疑問「脳は変えられるのか?」
人生と成長の関係性について、
ざっくりと、明確にご説明してきたつもりですが。
・・・ここで、誰しもが必ず抱くであろう、疑問があると思います。
それは
『脳って、変えられるの?』
『脳って、自分で意図的にいじれるの?』
『脳って、改善できるの?』
という疑問です。
- 脳は生まれつき決まっている
- 20歳くらいまで成長するものの、その後は衰退しかしない。
という事が、社会的な常識のように言われていますが、
・・・実は、これらの常識は、間違っています。
脳は、自分の意思で変えて、改善して、成長させていくことができる器官です
極端に言えば、筋肉と同じだと思っています。
・・・では、どうやって、脳を改善すれば良いのか?
その答えは、脳科学用語の「神経可塑性」というものの中にあります。
次回予告
次回予告、と言いたいところですが、
この「神経可塑性」の記事は、過去に書いてありましたので、
この記事の次は
↑この記事を読んで頂いて、脳を改善するために、「神経可塑性」というものを学んでみて頂けたらと思います!
では、本日もありがとうございました!