かつぜんです!
今日の名言の解釈は、この人
アリストテレスの名言を解釈します。
アリストテレス。この人すごいですよね。
紀元前4世紀とか?のめっちゃ昔の人なのに、
研究して残している哲学や思想が、現代にも通用するほどクオリティが高いものが多いと、感じています。まさに賢者ですね。
紀元前4世紀。日本はそのころ、たしか縄文時代末期か、弥生時代だった気がします。
「~畑稲作から水田稲作へ~頑張ろう日本」みたいな時代だった気がします。(歴史は詳しくありませんので、あしからず)
そのころ、ギリシャのアリストテレスさんは、愛とか哲学とか天文学の研究をしていた…と。
比べられるものではありませんが、これには、すごいギャップを感じてなりません(笑)
[su_heading size=”16″ margin=”10″]「“垣根”は相手が作っているのではなく、自分が作っている」[/su_heading]
今回は、このアリストテレスの名言を、解釈していきます。
[su_heading size=”16″ margin=”10″]解釈[/su_heading]
「“垣根”は相手が作っているのではなく、自分が作っている」
「垣根=心の壁」
みたいは風に、捉えています。
誰かと相対した時、「心の壁」を感じる時ことって、多々ありますよね。
- 初めてのサシ飲みで、なんか盛り上がらない、とか
- 初めてのデートで、なんだか会話が盛り上がらない、とか
- 会社や学校で、なんだかうまく人間関係が築けない、とか
- 仲良くなりたいのに、仲良くなれない、とか
それらは全て「心の壁」ゆえの出来事であると、私は思います。
「心の壁がある」とか「心を閉ざしている」とか、
そういったものがあるゆえに、そういう出来事が生まれているのだと思います。
…
「心の壁がある」「心を閉ざしている」
つまりは、
「腹を割って話していない」「本音をさらけ出していない」
つまりは、
「心と言葉と行動の不一致」が生まれている状態。だと思います。
「心と言葉と行動が、一致していない状態」
実はこれって、すごいストレスがかかっている状態だと思います。
思っている事を、言えない
思っている事を、出来ない
または、
思っても無い事を、言ってしまう
心底やりたくない事を、やるしかない
または、
言ったのに、行動出来ない
これは、ストレスだと思います。
「心と言葉と行動を一致させる」
これこそが、自分の人生であるのだと、私は思います。
…
子供のころは、皆、そうであったはずなのに、
私も含め、大人になるに従って、
それらが、だんだんと食い違っていってしまう。
それは社会のせいであると、私は思います。
だから社会が変わらなくてはいけない。
しかし、社会が変わるのを待っても居られない。
だったら、自分自身がいま、「心と言葉と行動を一致させる」という人生を選択し、決定し、
そうなるために、努力をしていかないといけないと、思うわけです。
さて、
「“垣根”は相手が作っているのではなく、自分が作っている」
の解釈に戻りますが、
これをちょっと現代風に簡略化して、
「“腹を割って話せない状況”は、相手が作っているのではなく、自分が作っている」
と捉えてみます。
・・・単純に、
「自分の本心・腹を明かさずに、さぐりさぐり近寄って来る人間」が居たとしたら、
その人に「自分の本心を明かそう」とは、思わないはずですよね(笑)
自分がそう感じるように、相手もそう感じるわけです。
相手と「心の壁の無い関係性」を築きたいなら、
まずは自分の「心の壁」を、取り払わないといけない、という事です。
ようは、腹を明かす。本音で話す。
ようは、心と言葉と行動を一致させる。
という事です。
しかし、それをやろうとしたときにブレーキになるのが、
「本心をそのまま語って、相手に嫌われたらどうしよう」「こう思われたらどうしよう」
という思い込みです。
…良いじゃないですか、嫌われたら嫌われたで。
本心を隠して、自分の本心とは裏腹の関係性を築いたとしても、
それは偽りの関係性であり、
あなたの心が元気に温まる人間関係では、有りません。
本心で語って、
本心で行動して、
自分の理想に対して、失敗をしたなら、
そこから反省をして、学んで、改善する。
そして、本心で繋がれる、人間関係を創る。
これが、自然で、自由な、人の成長の営みであると思います。
…
最後に、
誰に対してでも「心を開いて、本音を話なして、心と心の繋がりを作れば良い」というわけではないと、思います。
例えば、チンピラの方と、心と心でつながった、ジャイアン風に言えば「心友」になっても、
…察するに、良い事はありません。
自分が、心と心の関係性を結びたい人に、心を開示するのが良いのだと、思います。
『自分の心は、どういう人と、繋がりたいと思っているか』
それを大事にして、
自分の心を大事にして、
方向性を定め、
本当に良い関係性を創っていくべきなのだと、思います。
本日も、ありがとうございました!