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人生を変える学習法!【学ぶために《学ぶ》を学ぶ】

学ぶために〈学ぶ〉を学ぶ

Contents

学ぶことの重要性

突然ですが、『学ぶこと』って、大事なんです。

目的を決めて、目的の達成に必要な事を学び、身に付ける。そして、前に進む。

これが、人としての成長であり、
もっと言えば、人としての進化です。

・・・僕自身の人生の経験で確信している事は

『学ぶことで、人生は変わる』

という事です。

 

もっと突っ込んで言えば、

『価値の有る事を学び、身に付けて出来るようになる事で、人生が変わる』

という事です。

・・・これは僕自身が、人生の師匠と出会ってから今に至るまで、自分自身の学びと変化と成長のプロセスを体感しているからこそ、確信して言い切る事が出来ます。

 

 

『学ぶことで、人生は変わる』
つまり「学ぶ」という事は、人生において非常に重要だという事です。

 

・・・

『んなこと、分かってるよ!』

・・・

と、お思いになる方が多いと思いますが(笑)

 

 

より深く、より効果的に、より意味を持って「人生を学ぶ」ために、
今一度、「学ぶ」という事を分解して、
そして、「学ぶ」という事を、より深く理解する必要があると、僕は思っています。

  • 何を目的にするか?
  • 何を学ぶか?

という事は、もちろん重要です。

そして、それと同じくらい
『どうやって学ぶか』という事が、重要なのです。

 

今回の記事は、この『どうやって学ぶか』『そもそも学ぶとは何か』など、
より効果的な学びの活動を実践していくための『学びの分析』をしていく内容になります。

いわば、『学びという認識の再構築(リビルディング)』です。

 

つまり、今回の記事は

『学ぶために、「学ぶ」を学ぶ』

という事です。

それこそ、この記事を学ぶことで、
今後の人生のあらゆる分野の学びが、より意味のあるものになるはずです。

 

・・・今回も文章量が多くなってしまいましたが、
一度で全て理解しようとせず、チビチビ繰り返し読んで、理解を深めて頂けたらと思います。

 

 

まとめ
学ぶことで、人生は変わる。

今回の記事は【学ぶために「学ぶ」を学ぶ】

 

学ぶ=「知る」「分かる」「出来る」

見出しの通りですが、「学ぶ」をシンプルに分解すると、

「知る」「分かる」「出来る」というように、分解できます。

 

これを分かりやすくするための例え話ですが、

〈例①〉

僕が好きな、漫画のスラムダンク(著・井上雄彦)の主人公、桜木花道を思い出してください。

漫画スラムダンク新装

主人公の桜木花道が、

  • ひょんなことから、バスケットボールという競技と出会い(知る)
  • バスケ部の中の経験で、ルールや技術を理解し(分かる)
  • 練習を積み重ねて、良いプレイが出来るようになる(出来る)

『桜木花道が、バスケットボールを学び、成長し、チームを勝利に導く話』

・・・本当にざっくり言えば、漫画のスラムダンクはそういう話です。

・・・というか、細かい設定や感情の動きが違えども、大体のスポーツ漫画は、そういう話だと思います。

実際に、学生時代にスポーツないし、部活動の経験をお持ちのかたは、この学びと成長のプロセスに共感頂けると思います。

〈例②〉

他の例え話としましては、
誰しも経験ある『学校の勉強』という学びも、
「知る」と「分かる」と「出来る」です。

  • 算数で、かけ算の存在を〈知る〉
  • 授業で、かけ算の仕組みが〈分かる〉
  • ドリルで反復練習して、かけ算がスラスラと〈出来る〉ようになる

こういう流れで、学校の勉強という学びのプロセスがあります。
(学校で強要される暗記教育については、個人的に思うところがありますが、それは別の記事で言及します)

 

・・・とにかく

「学ぶ」=「知る」「分かる」「出来る」

というように、分解できるという事なのです。

 

まとめ
「学ぶ」を分解すると、「知る」「分かる」「出来る」。

「知る」と「分かる」と「出来る」の問題点【複雑性と壁】

【学びの複雑性】

学ぶに当たって、一つ目の問題として、
意外と多くの人が、「何かを学ぼう」「何かの分野で成長しよう」と思った時に、
この「知る」「分かる」「出来る」の工程を、ごっちゃにして、学ぼうとしているという事です。

「ごっちゃにしてしまう」という事は、
より深く、より効果的に学ぶためには、非・効果的なのです。

「今、自分は、学びのどの部分を行っているのか」という明確な認識が、明確な学びを作ります。

〈筋トレの例〉

筋トレ、すなわち筋力トレーニングがお好きな方はご存知だと思いますが、

  1. 「漠然と、何となく、ダンベル(重り)を腕で上下させる筋トレ」
  2. 「腕の特定の部分を鍛えるために、その部分を意識しながらダンベル(重り)の上下を行う筋トレ」

では、筋力アップの効果が、段違いだという事です。

もちろん、後者の2の方法の方が、効果が高いのです。

 

「身体のどの部分を鍛えているのか?」と認識するのと同じように、
「学びのどの部分を行っているのか?」と認識するという事は、
効果的に学びを得るために、非常に重要だという事です。

 

【学びの壁】

学ぶに当たって、二つ目の問題は、
「知る」「分かる」「出来る」の間に、誰しも「壁」があるという事です。

〈壁の例〉

①『分かっているけど、出来ない事』

これは、誰しもありますよね。

例えば

  • 早起きが重要な事は分かっているんだけど、実際のところ、出来ない。とか
  • 笑顔が大事な事は分かっているんだけど、実際のところ、出来ない。とか
  • 分かっちゃいるけど、やめられない!(良くないと分かりながら、やめる事が出来ない)。とか

という状態です。

分かっているけど出来ない。
つまり「分かる」と「出来る」の間に壁があるという事です。

この壁を抱えている人は、沢山いるはずです。
僕自身も、そういう壁と日々向き合っています。

※その壁の乗り越え方は、別の記事にて、後ほど書きます。

 

・・・僕が自分自身に言い聞かせている事ですが、

『分かっていても、出来なければ意味が無い』と、言えます。

多くの場合「出来る事」にこそ、価値があります。

 

②『出来るけど、分かっていない事』

つまり『出来るんだけど、その論理を分からない』という事も、時にはありますよね。

 

例をあげると、やっぱりスポーツだと分かりやすいです。

「すごい威力のあるシュートを打つことが出来るけど、なんで威力があるのか、その論理を分かってやっているわけでは無い」
という事が、あると思います。

スポーツの世界では、よく言えば〈天才肌〉ってやつだと思います。

 

例えば、〈ウェブやインターネット〉を例に出しても分かりやすいです。

僕のこのブログ〈RINRISM〉は、ワードプレスと言うサービスを使って、ホームページを制作しています。
そして僕は、ウェブの言語とか、そういった知識や論理を、分かって作っているわけでは有りません。
「何となく」「感覚的に」やっているうちに、「あ、出来た」みたいな世界です。

皆様も、パソコンや、スマートフォンを使っていらっしゃると思いますが、
「パソコンやスマホが、どういう仕組みや論理で作動しているかを完全に分かった上で、パソコンやスマホを使う事が出来ている」という人は、非常に少ないと思います。

 

・・・僕のワードプレスや、多くの人にとっての、パソコンやスマホに関して言えば、
残念ながら「天才肌だから、論理を分からなくても出来る」というわけではありません。(笑)

ワードプレスや、パソコンや、スマホを作った人が、親切に
「分からなくても、何となく、感覚的に出来るように、システムを作っている」から、
「分からないけど、出来る」という事を実現できているわけです。

 

先ほどは、「出来る事にこそ価値がある」と書きました。
そしてここでは、この「分からないけど、出来る」という状態をお伝えしました。

・・・

「天才肌だから」にしても、
「システムが親切だから」にしても、
「論理は分からないけど、出来るんだから、良いじゃないか!」

・・・とも、言い切れないのです。

 

確かに、出来る事には価値がありますが、
「分からない状態だけど、出来る」という事には、
危険性も存在します。

(これについては、この記事の後半部分で詳しく書きます)

 

③『知っているけど、分からない事』

これも、沢山あるはずです。

例えば、
「アインシュタインの相対性理論」
とか、存在を知っていても、完全に分かる事は難しいです。

・・・もっと身近な事で言えば、
「笑顔が大事な事は知っているけど、何で大事なのか、理由は分からない」とか
「運動する事が大事な事は知っているけど、何で大事なのか、理由はわからない」とか、
沢山、あると思います。

 

・・・また、『知っているだけなのに、分かった気になっている人』という人も、よく出会いますよね。
これは極端に言えば「学びと成長を減速させてしまう思考」なので、やめた方が良いです。

 

 

「知る」という事は、学びの「入口」であり、出口ではありません。

入り口なくして、学びは始まりませんが、
入り口に入っただけで、満足していては、何も学べません。
学べなければ、成長も変化もなく、人生と言う現実は何も変わりません。

興味を持って「知った」事を、
深く、多角的に分析して「分かって」
訓練して「出来る」ようにしていく事こそが、人生を改善します。

「知る事は重要。でも、そこで終わっては意味が無い」という事です。
(ウンチク博士にはなれます)

 

『知る事』は、何といっても『入口』ですから、
どの『入口』を選択するかで、未来の方向性、つまり人生の道が、決まって行くという事です。

※どのように「知って」行けば良いのか?という事につきましては、違う記事で後ほど書きます。

 

さて、

①、②、③という例のパターンで
「知る」「分かる」「出来る」の間に存在する『壁』の説明をしました。

この『壁』があるからこそ、

  • 『必要な情報を知れるようになりたい』とか
  • 『理解力(分かる力)を身に付けたい』とか
  • 『出来る人になりたい』とか

そういう、願望であり、葛藤が生まれるのだと思います。

この願望、この葛藤、このエネルギーこそが、学ぶためのモチベーションです。
これを諦めず、忘れずに生きて行って欲しいです。

 

まとめ

「知る」「分かる」「出来る」を、複雑に、ごっちゃにして考えない。

「知る」と「分かる」と「出来る」の間には「壁」がある。この壁を乗り越えて、それぞれ整合性を持って繋げて行く事こそが、良質な学び方である。

 

「知っている」と「分かっている」と「出来る」は違う

つまり、こういう事です。

「知っている状態」、「分かっている状態」、「出来る状態」というのは、それぞれ意味が全く違うという事です。

この学びのプロセスを明確に意識して、
『自分は、どの部分がいま必要で、どの部分をいま育てているのか』としっかり意識して、学びの作業に打ち込むことで、学びの質が、段違いになってきます。

  • 知っただけで、満足しない。
  • 分かっただけで、満足しない。
  • 出来ただけで、満足しない。

この意識の使い方、つまり心構えが、強固で良質な学びを作ります。

まとめ

知っていると、分かっていると、出来るは違う。

これを認識する事から、本当の学びがスタートする。

 

「知る」「分かる」「出来る」それぞれの分析

ここからは、
「知る」「分かる」「出来る」のそれぞれを、より深く理解するために、分析していきます。

この分析を理解する事で、「知る力」「分かる力」「出来る力」というものを、成長させていく事が出来ます。

 

まずは「知る」「知っている」の分析です。

【知っている状態とは】

⇒『脳に入った情報を、そのまま記憶している状態』と言えます。

 

脳には、外から絶えず、情報が入力されて行きます。

  • 目から入る、画像的な情報(文字、言葉、画像、映像)
  • 耳から入る、音という情報
  • 鼻から入る、においという情報
  • 舌から入る、味という情報
  • 手や肌や全身の神経から入る、触覚という情報

五感を通じて、外からの情報を脳は受け取ります。

その情報を、そのまま記憶している状態が、「知っている」の状態だと、僕は分析しています。

  • 見たことがある
  • 聞いた事がある
  • 感じたことがある
  • あれは、犬
  • これは、ラーメン
  • これは、美味しい
  • これは、不味い
  • これは、気持ちが良い
  • これは、気持ちが悪い
  • これは、安全
  • これは、危険

など、知っている事で、対象の存在を、「その対象」として認知する事が出来ます。

 

そして、先述したように、
「知る」とは、入り口です。

知る事で、選べる入り口、つまり「選べる選択肢」が増えます。

 

・・・極端な例ですが、

「ラーメンしか、食べ物の選択肢を知らない人」が居たとしましょう。

その人の朝ごはん、昼ごはん、晩ごはんは、
当然のように、三食ラーメンしかないわけです。

・・・その人生って、どうだろう?

って、思いませんか(笑)

 

人は、知っていることしか、知らないのです。
そして、知っている事の、外の事は、選ぶことが出来ないのです。

そして、考えてみて下さい。
三食の毎食がラーメンだったら、
その人の健康状態は、どうなってしまうか?と。

・・・間違いなく、太るし、内臓を壊したりするでしょう。

 

ラーメン以外の、ありとあらゆる食べ物を知っている事で、
食事の選択肢が生まれて、その中で自分が食べたい物を自由に選択して、
その人は、より楽しく、より健全な食生活を、生きる事が出来ます。

 

食べ物に限らず、全ての対象に対して、これが言えます。

 

例えば

「食事」だけでは無く、
「職業」でも、同じことが言えます。

職業の選択肢を1つしか知らない人は、
気乗りがしないとしても、その職業を選ぶしかなくなります。

あらゆる職業を知る事で、あらゆる選択肢が生まれ、
その中から、自分が最もワクワクする職業を選ぶことこそが、健全な人生だと僕は思います。

 

・・・少し話が脱線しますが、
もっと言えば、「働かない」という選択肢も、知る必要があります。

「働かない事は悪い事だ」と、みんな知っているつもりで居ますが、
これは誤知・誤解・誤認です。
要するに間違っています。

 

働かないで生きている人は、沢山います。
働かないけど、まわりの人を幸せにしている人は沢山います。
働いているけど、悪い人も沢山います。

「働いている・働いていない」は、大した問題では無く、
「働ない」という、その選択肢も、別に、有りなのです。

・・・しかし、国の教育としては、
国の利益や税収なんかを獲得するために、
国民には「働かない事は悪だ」という、認識を与える教育をします。

そう、思い込まされる。
そう、洗脳される。
そう、固定される。

つまり『間違った情報を鵜呑みにさせられ、知った気になってしまう』という事は、
単純に、思考を偏らせ、選択肢を偏らせ、選択肢を狭めていくのです。

これを専門的に言うと「認知バイアスがかけられている」と言います。


参考
【バイアス】あなたが知るべき13の認知バイアス(人生に役立つものだけ)NomarkLog

 

先述したとおり、選択肢が偏り、選択肢が狭いと、
気乗りのしない、ワクワクしない、エネルギーが湧かない選択をせざるを得なくなります。
これが、不幸です。

※【働くとは何か?働くをどのように認識するべきか?】これは、いつか別記事で書きます。

 

・・・選択肢は本来、自由で、無限大です。

「正しい事」「真実の情報」を知り、
無限の、正しい選択肢を、獲得していく事が、今必要です。

間違った情報を知って、それを鵜呑みにしてしまうのは、次項に説明する、
「分かる」のシステムが、不健全だからです。

 

知る事は、入り口であり、選択肢を増やします。
人間は〈知っている事しか知らない〉のです。
今知っている情報の中で考えても、今以上の事は思いつきません。
知っている事が増えれば、入り口、選択肢が増えるのです。

しかし、情報を分析する力がなければ、間違った情報もそのまま認知してしまいます。
すると、人生が狂います。人生にワクワクしなくなります。

シンプルに言えば、
間違った出口につながって居る「間違った入り口」に、疑いなく入ってしまうという事は、危険だという事です。

 

  • 「何を知るべきかが、分かる力」
  • 「知った情報を分析して、分かる力」

この力が自身に有る事で、自分が得る情報の取捨選択をして、価値の優先順位をつけて記憶して行く事が出来ます。

 

・・・要するに、
「知る」も重要だし、同じくくらい「分かる」も重要だという事です。

 

まとめ

知っている=認知している。

知っている状態とは、情報がそのまま記憶され、その対象をその対象として認知できる状態である。

人は、知っている事しか知らない。

知るという事は、学びの入り口である。

入り口が増えれば、道の選択肢が増える。

入り口が正しければ、正しい出口につながって居る。

入り口が間違っていれば、間違った出口につながって居る。

正しい「知る」。正しい「入口」を見つけるために、

「分かる力」を身に付ける事が、重要である。

 

【分かっている状態とは】

⇒脳に記憶されている情報の論理が整理されている状態。

⇒知っている事の意味、理由と目的、そしてその根拠が、整合性を持ってセットで記憶されている状態。

だと、僕は解釈しています。

・・・ちょっと難しい表現かもしれません。

 

これを分かりやすく言えば、

  • ただ情報を鵜呑みで記憶しているのではなく、ちゃんとその情報の意味(理由と目的)もセットで記憶している状態。
  • 知っている事の論理を、他者に説明できる状態。

と言った方が分かりやすいかもしれません。

 

〈認知と認識の違い〉

  • 情報をただ知っている状態が「認知」(知っている状態)
  • 情報と情報が繋ぎ合い、整合性を持って織りなしている状態が「認識」(分かっている状態)
  • 認知は、情報を知っている状態
  • 認識は、情報の論理を分かっている状態。

このように、僕は解釈しています。

 

・・・とにかく、

先ほどの「知っているの分析」で書いたように、
『情報の鵜呑み』が危険なのです。

 

例えば、

  • テレビで言ってた!
  • 有名なお医者さんが言ってた!
  • 好きな芸能人が言ってた!
  • お金持ちの成功者が言ってた!
  • みんなそう言ってる!
  • 常識的にそうだ!

という思考も、「情報の鵜呑み」です。

正しいか間違っているかを理解することなくそのまま鵜呑みにして認知して、
「間違った認識を作ってしまう事」が、危険なのです。
つまり、知っただけで分かった気になって、「間違っている事を、正しいと思い込んでしまう事」が、危険なのです。

こち亀 鵜呑み

https://twitter.com/Tomohiro__S/status/989818400116326401

こち亀でも、言っていました。

 

人は、
間違った認知から始まり、
間違った認識が出来上がってしまうと、
疑いなく、間違った行動をするように、なってしまいます。

間違った行動をすれば、人生は必ずうまく行きません。

 

・・・例えば、身近な例として

『エコや省エネのために、エアコンは小まめに消した方が良い』
という情報が有ります。

実は、これは間違っている情報です。

実のところ、エアコンは「つけた瞬間から、部屋を適切な温度に持っていくまで」が一番電力を消費すると言われています。
要するに、エアコンを小まめに消すと、逆に大量の電力を消費するという事です。

・・・しかし、この『エアコンは小まめに消した方がエコだよ!』という、間違った情報を、
誰から聞いて、疑いなく鵜呑みにしてしまって、
間違った認知、間違った認識を作ってしまっている人は、
疑いなく、「エアコンを小まめに消す」という、間違った行動をするという事です。

そして、現実として、逆に大量の電力を消費して、
月々の電気代の支払いが、増えるでしょう。

これを一生続けていたら、かなり多くの出費になるでしょう。

 

・・・エアコンについては、「間違った情報」の分かりやすい身近な例ですが、
この他にも、「間違った情報」というものは、残念ながら膨大に存在しているのです。

そして、気付かぬうちに、我々の中には「間違った認知」「間違った認識」というものが、膨大に作られてしまっているのです。

そして、電気代のみならず、あらゆる人生のロス、あらゆる人生のマイナスが、生まれてしまっているのです。

 

もしあなたが、「人生うまく行かない」と感じている事があるとしたら、その原因は、ここにあります。

ここを解決しなければ、人生は根本的に改善しません。

 

・・・繰り返しますが、社会には、嘘の情報が溢れ返っています。
その中に、真実の情報がちょこっとあります。

社会で言っている事を鵜呑みにして認知して、それを自分の人生で疑わずに行ってしまうから、
人生は間違え、うまく行かなくなり、
人は混乱し、悩み、答えが出なくなるのです。

これは当然です。
嘘の情報を記憶して、
間違った記憶、間違った思考回路を作ってしまうわけですから、
間違った答えしか、出せなくなってしまうわけです。

・・・だからこそ、
「何を知るか」が大事ですし、
「知った情報を分析する力(分かる力)が、重要なのです。

正しい「知る力」を身に付けて、
正しい「分かる力」を身に付ける事で、
日々、自分に入って来る膨大な情報を取捨選択して、
嘘と真実を選り分けて、
そして、情報の優先順位をつけて、記憶する事が出来ます。

自らに、「正しく情報分析をするシステム」を持っている状態。
これが、「本当に分かる状態」です。

 

※では、「正しい情報分析」とは、どうやってやるのでしょうか。
これは、昔に書いた記事でも触れていますが、
後ほど別記事にて、新しく書きたいと思います。

 

・・・あくまでも今回の記事は、方法論では無く、ベースとなる論理をお伝えする記事を書いています。
方法まで詳細に書くと、うんと長くなっちゃいますからね。

 

まとめ

分かっている=認識している。

分かっている状態とは、その情報の意味を、整合性を持って記憶している状態。

社会には、間違った情報が溢れている。

間違った情報をそのまま認知して鵜呑みにしてしまうと、間違った認識が出来上がる。

間違った認識は、間違った行動を生む。

間違った行動は、間違った人生を生む。

うまく行かないのは、あなたのせいじゃない。

うまく行かないのは、あなたに作られてしまった認識のせいである。

「正しく知る力」と「正しく分かる力」を身に付ける事が、この嘘に溢れた社会でいきるために重要である。

「正しく情報分析をするシステムを持っている状態」こそが「本当に分かる状態」である。

 

【出来る状態とは】

そして最後に「出来る状態」の分析です。

出来る状態=
その行動をする事が出来る=
その行動をするための神経システムが自分に出来上がっている

と、僕は解釈しています。

急に「神経システム」という言葉が出ると、難しい感じがしてしまうかもしれませんが、
複雑に捉えず、シンプルに捉えて下さい。

「神経システム」という言葉を理解するために、例え話をあげます。

 

《スポーツが出来る人の例》

スポーツをやったことがある人は分かると思いますが、
世の中には「運動神経が良い人」という人が居ます。

  • すごい精度のパスを出す
  • ゴールする確率が非常に高いシュートを打つ
  • 相手を棒立ちにさせて置き去りにする、キレッキレのフェイントで抜く
  • その人の死角に居るはずの、フリーになっているチームメイトが見えている

など、
『何でそんなことが出来るの!?』と驚愕してしまうような、運動神経が良い人は、存在しています。

そういう人を《天才》とか《エース》とか《スーパープレイヤー》などと呼びます。つまり《スポーツが出来る人》です。

 

・・・ちなみに僕は、もともとは運動神経が悪いです。
それ故に、そういった『運動神経が良い人』と『運動神経が悪い自分』を対比させて、考える事が出来ます。

もし自分が、その運動神経が良い人と同じ状況に置かれていたとしたら…
自分なら、そのパスを出来ないし、
自分なら、そのシュートを打てないし、
自分なら、そのフェイントで抜けないし、
自分なら、そのフリーになっている見方の選手を見つけられない
と、単純に思います。

・・・何が違うのか?
こう考えると、答えは1つ。

『その行動を実現するための、神経システムが育っているか、育っていないか』

という事です。

 

《運動神経が良い人》は、
生まれつきの遺伝的な影響なのか、
幼いころからの環境の影響なのか、
それとも好きな事を努力し続けた影響なのか、
原因は人それぞれですが《その運動に関する神経システム》を、鍛えて、育てて来て、
そして備わっているという事です。

スポーツは、瞬間瞬間の出来事であり
「ゆっくり考えて、ゆっくり身体を動かす」という時間は有りません。

もちろん、運動神経が良い人は、考えながらプレイしていますが、
その「考える」にしても「身体を動かす」にしても、
「無意識の反応」というものに近いです。

「その反応が出来るか出来ないか」つまり、「その神経システムが有るか無いか」なのです。

神経システムが備わって居なければ、当然のように脳と身体は瞬間的に動かず、《出来ない》という結果になります。

その育てて来た《その運動に関する神経システム》のクオリティが高いから、
その神経システムの反応として

  • 素晴らしいパス
  • 素晴らしいシュート
  • 素晴らしいフェイント
  • 素晴らしい視野による判断

が《出来る》という事になり、
その人は《その運動が人より遥かに出来る》という、現実の結果を生み出しているのです。

 

漫画のスラムダンクで言えば、

湘北のエース流川君が、豊玉戦で、目を怪我した状態でのフリースローの時に言っていた。

rukawa

http://slamdunk.get0ver.net/rukawa/467

ですね。

目を怪我して、目で見ながらフリースローを打とうとすると焦点が合わないので、
あえて目をつぶって、打つというシーンです。
『体が覚えてら』という事で、絶え間ない練習によって培われた彼の神経システムが、理想的なシュートを憶えているという事です。

 

・・・スポーツだと分かりやすいですが、
この《神経システム》と《出来る》の関係性は、
日常生活や、ビジネスなど、全ての局面に、関係が有ります。

例えば、

人生の中で重要な〈良い挨拶〉〈良い笑顔〉〈良い表情〉などが出来るかどうかも、
〈それを実現する神経システムが育っているかどうか〉という事です。

いくら、良い挨拶の重要性や、良い笑顔の重要性や、良い表情の重要性を、知っていて、分かっていたとしても、
それを実際に実現するための神経システムが育っていなければ、〈出来ない〉という事になるのです。

だからこそ、良いモデルを見て、それを目標として反復練習をして、
知っていて、分かっている事を、当たり前のように出来る神経システムを鍛えて行く必要があります。

 

・・・もっと俗な例だと、

〈ナンパ〉が、分かりやすいです。
特に、男性から女性に対して行う行為ですが、
いくらネットや書籍で勉強して、〈正しいナンパの方法〉を知っていて、分かっていたとしても、
・・・それを出来るかどうかは別問題という事なのです(笑)

その、知っていて分かっているナンパの方法を、いざ初めて実践しようとした時に、
ほとんどの人は、緊張したり、うまく言葉が出なかったりして、〈出来なかった〉という結果に終わると思います。

これもまた要するに〈正しいナンパを実践するための、神経システムが出来上がっていなかったから、出来なかった〉という事です。

出来ない人は、挑戦して、失敗して、改善して、訓練していくうちに、
そのための神経システムが鍛えられ、ゆくゆくは〈出来る〉ようになります。

また、〈訓練しなくてもナチュラルにナンパが出来る人〉もいますよね。
この人は、生まれ持った神経システム、または今までの生きて来た中での経験で培われて来た神経システムが、
〈ナンパを出来る神経システムだった〉から、出来たのです。
いわゆる「センスが良い」というやつです。

(ちなみに僕は、ナンパが出来ない人です笑)

 

最後に、もっともっと身近な例を挙げれば

〈朝の早起きが出来るかどうか〉も、
〈早起きのための神経システムが出来上がっているかどうか〉という事につきます。

「朝、余裕をもって早く起きる」という行動を、
当たり前のように出来る人もいれば、
当たり前のように出来ない人もいます。

そして誰しも、〈早起きは三文の徳〉ということわざを、知っていて、分かっているはずです。
『仕事や学校に行く前に、やるべき作業を終わらせる』という習慣、ルーティーンには、非常に高い価値があります。

※いつか別の記事でその価値を書きます。

 

・・・かくいう僕は、早起き(睡眠時間を削って早く起きる)という行動が、非常に苦手でした。
『寝る前はめっちゃ元気』なのに『寝起きは悪い』という、神経システムでした。

・・・しかし、鍛えて頂き、挑戦を続けた事で、
今では大分、〈早起きできる神経システム〉が育ってきているのを実感しています。(まだまだ完ぺきでは有りませんが笑)

 

 

さて、ざっと3つの例を挙げましたが、言いたい事は

知っていても、分かっていても、
出来るための神経システムが鍛えられていなければ、出来ない。

という事です。

『やれば出来る』のではなく
『やり続けたから、出来る』という事なのです。

 

『〈出来る〉という事の価値』

出来る=実際にその行動を当たり前のように行うための神経システムを持っている状態

この価値はなんだろう?という事です。

その価値とは、単純に、

  • 出来る=現実に作用する
  • 出来る=現実に影響を与える
  • 出来る=結果を出す

という事です。

いくら、自己啓発の書籍なんかを読んだり、セミナーに行ったりして、勉強を積み重ねて、
成功するための方法みたいなものを、知っていて、分かっていたとしても、
その方法を実際に出来なければ、成功できない。
という事です。

いわゆる「セミナージプシー」になってしまう、という事です。

もうすでに、十分に学んでいて、知っていて、分かっている人は、沢山います。
しかし、出来なければ、現実を変える事は出来ず、人生を変える事は出来ないのです。

出来るようになるためには、その〈出来る〉を実現するための、神経システムを鍛える事です。

 

『神経システムの生み方、鍛え方』

またいつか別の記事で詳しく書きたいと思いますが、
ここではシンプルにお伝えします。

  • まず、正しい方法を知って、分かる事。
  • そして、それを挑戦して、結果を見て反省して、改善して、再挑戦する事。

という行動によって、「出来る」を実現するための神経システムは鍛えられて行きます。

 

・・・誰しもが経験のある〈自転車の練習〉と同じです。

赤子の頃から自転車に乗れた人は、居ないと思います。

  • 自転車を知って
  • 自転車に乗る方法を教えてもらって
  • 自転車にまたがって、何回も転びながら訓練して
  • 気付いたら、当たり前のように乗れるようになっている

この、自転車訓練のプロセスこそが、
出来る神経システムを生み、鍛え、育てるための、プロセスです。

 

出来る人になるために、失敗を恐れず、挑戦していきましょう。

 

 

まとめ

出来る=実際にその行動を当たり前のように行うための神経システムを持っている状態

出来なければ、結果は変わらず、人生は変わらない。

出来るようになるためには、神経システムを生み、鍛えて、育てる事。

神経システムを鍛えて育てるためには、挑戦、反省、改善の繰り返し。

 

正しく知り、

正しく分かり、

正しい神経システムを構築して、

「出来る」ようになる。

 

〈出来るけど、分からない状態〉の危険性

先ほど、
〈出来る事〉こそが、結果を変えて、現実を変える。
と、お伝えしました。

しかし、先述した通り、
〈出来るけど、分からない〉という状態も、確かに存在しています。

スポーツで例えますと、

「威力のあるシュートを打てるけど、何で打てるのか、その意味が分かって居ない」という状態ですし、
「打率が高くて優秀なバッターだけど、自分が何で打率が良いのかという論理を分かって居ない」という状態です。

ビジネスで例えますと、

「今、お金を儲けて成功しているけど、自分が何で成功出来て居るのか、という論理を分かって居ない」という状態です。

 

・・・〈出来るけど分からない〉この状態は、
言ってしまえば危険だと、僕は思います。

なぜなら〈再現性が無い状態〉だからです。

 

・・・先ほどお伝えしたように、
「出来るとは、その神経システムを持っている状態」です。

しかし、僕が思うに、
『神経システムは、意外と、外からの影響や、自分の内面的な影響を受けやすく、変化しやすい』という事です。

そして、
『変化してしまえば、出来ない』という事です。

 

 

例をあげますと、

やっぱりスポーツが分かりやすいです。
野球にしても、サッカーにしても、
〈外の状況〉というものは、常に変化します。

  • 気温
  • 湿度
  • 天気
  • ホームかアウェイか
  • 絶対に勝たなきゃいけない試合か、消化試合か

などです。

もっと言えば、その選手のプライベートでの出来事も変化します。

  • 奥さんが怖いとか
  • 家族と仲が良いとか悪いとか
  • 前日にお酒を飲み過ぎたとか

などです。

 

そういった〈外の影響〉が変化すると、
当然のように、その選手の〈内面的な状況〉が変化します。

  • 肉体的な意味で、コンディションが良いか、悪いか
  • 精神的な意味で、コンディションが良いか、悪いか

など、それはもう、複雑な変化が生まれて行きます。

そして、その内面的な状況は、
先ほどの〈神経システム〉に対して、モロに影響します。

その結果、今までは優秀な結果を残してきた選手も、
その試合では結果を出せない、出来ない、という事になってしまいます。

・・・もっと言えば〈スランプ〉という状況に陥ってしまい、
長い間、結果を出せない、出来ない状態に、なってしまいます。

 

 

・・・こういうスポーツ選手の状況を目の当たりにしたときに、必ず出てくるキーワードとして

『メンタルが強い』『メンタルが弱い』

という言葉があります。

【メンタルとは】

⇒メンタルを、僕なりに解釈すると、
まさに『神経システムの事』です。

  • メンタルが弱い人=神経システムが揺らぎやすい、変化しやすい人
  • メンタルが強い人=神経システムが揺らぎにくい、変化しにくい人

だと、思っています。

 

誰だって『メンタルを強くしたい!』という願望があると思います。
ここでは、シンプルに、メンタルを強くする方法をお伝えします。

【メンタルを強くする方法①】

  • メンタル=神経システムの事

ですので、方法の1つ目は、

  • あらゆる経験を積み重ねて、
  • あらゆる外的な変化、内面的な変化を経験して、
  • あらゆる状況を経験して、
  • あらゆる状況に対応できる神経システムを、鍛えて育てる事

という事です。

よく「修羅場を経験した人は、メンタルが強い」と言われますが、
それは、こういう事です。

普通の人が経験しないような〈修羅場、危ない状況、ピンチ〉を経験して、乗り越えた経験がある人は、
その後、同じピンチに陥っても、同じように対応するための神経システムが出来上がっているから、
ピンチを乗り越える事が出来て、
結果として「メンタルが強い」と、言われるわけです。

・・・極端な例を挙げれば

『コブラ(毒蛇)と戦って勝った事がある人は、次にコブラと遭遇してもメンタル(神経システム)が揺らがず、また勝てる(可能性が高い)(再現性が高い)』

という事です。

 

【メンタルを強くする方法②】

メンタルを強くする方法の二つ目は、

  • 出来る神経システムの裏付け、理由、根拠を完全に理解する

という事です。

『自分は、なぜ出来るのか』という事に対して、
正しくて明確な論理、裏付け、理由、根拠を持っている人は、
例え、外的な影響や、内面的な影響によって、自分のメンタル(神経システム)に揺らぎが生まれたとしても、
その明確な論理があるからこそ、正しいメンタル(神経システム)の状態に、戻って来られる。

という事です。

 

また、逆を言えば、
『自分は、なぜ出来るのか』という事に対して、明確な論理を持っていない人は、
自分のメンタル(神経システム)が揺らいだ時に、戻って来る方法が分からないという事です。
戻って来る場所が分からない、と言っても良いです。

だからこそ、
『正しく出来る』という事は重要ですが、
『正しく分かっている』
『正しく知っている』という事もまた、同じくらい重要なのです。

 

メンタルを強くする方法を、二つ挙げました。

この二つを実現している人物のモデルとして、非常に分かりやすいのが

『野球のイチロー選手』です。

ichiro

・・・すみません、散々スポーツの例を出しておいて、野球の事は全然詳しくないのですが、
僕でも知っている、野球のイチロー選手の実績は、
『通算安打数が世界一』という事です。

・・・これって、とんでもない実績ですよね。

要するに、イチロー選手は
『世界一、野球が〈出来る〉選手』という事です。
(もちろん、色んな要素があり、一概には言えないのかもしれませんが、僕はそう思っています)

 

この、イチロー選手の〈出来る結果〉を実現させているのは、
間違いなく、イチロー選手が持っている〈神経システム(メンタル)〉の賜物です。
生まれながらに持っていた神経システムを、絶え間ない訓練によって、鍛え上げて来たのだと思います。

そしてさらに、その〈神経システム〉〈メンタル〉を支えているのは、

  • これまでのあらゆる状況を乗り越えて来た経験による、メンタルの強化
  • そして、イチロー選手が、ご自身が〈出来る〉論理を、〈正しく分かっていて〉〈正しく知っている〉という事による、メンタルの強化。

という、二本柱によって、成り立っているのだと思います。

これを証明する、イチロー選手の名言をご紹介します。

 

【野球のイチロー選手の名言】

『天才は、なぜヒットを打てたか説明できない。ぼくは、きちんと説明できる。だから天才じゃない』

『努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。
努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。
人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです』

『実戦でないと、できないことがあります。一瞬の判断は、 練習では養われません』

『やらされる練習じゃなければ、いろんなことが、うまくまわってきます』

『やってみて「ダメだ」とわかったことと、はじめから「ダメだ」と言われたことは、違います』

『何年、野球をやっても、 勉強することがあるのです』

『ポテンシャルだけでやってきた39歳と、いろんなものを積み重ねて、さまざまなことを考えて、そこに来た39歳を一緒にしてほしくないと思っている』

『過去のつみかさねがどれだけ大事なものかは、感じています。それがなければ、今の技術や精神は作られなかったのですから』

『少しずつ前に進んでいるという感覚は、人間としてすごく大事』

『苦しいことの先に、新しいなにかが見つかると信じています』

『考える労力を惜しむと、前に進むことを止めてしまうことになります』

『「やれることはすべてやる」それを毎日継続して行うのは一番苦しいことであり、とても大変なことである。でもそれさえちゃんとしていれば、結果が出てない時でも後悔せずに満足できる』

『なにかを長期間、成し遂げるためには、考えや行動を一貫させる必要がある』

『今自分にできること。頑張ればできそうなこと。そういうことを積み重ねていかないと、遠くの目標は近づいてこない』

『高い目標を設定し、日々できること、しなければいけないことを地道にやる。それが苦にならないのは、好きなことをやっているからだ』

『苦しみを背負いながら、毎日小さなことを積み重ねて、記録を達成した。苦しいけれど、同時にドキドキ、ワクワクしながら挑戦することが、勝負の世界の醍醐味だ』

『夢や目標を達成するには1つしか方法がない。小さなことを積み重ねること』

『夢を掴むことというのは、一気には出来ません。小さなことを積み重ねることでいつの日か、信じられないような力を出せるようになっていきます』

『小さなことを積み重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道だと思う』

 

 

・・・いやぁ、めちゃくちゃ勉強になる名言ばかりですね。

僕がこの記事で伝えたかった事と、この記事に関連して後の記事で書こうと思っている事を、
全部言ってくれちゃっています(笑)

イチロー選手がなぜ出来るのか?
という事は、この名言の数々に、表れていると思います。

まとめ

〈出来るけど分からない状態〉は、再現性が低い状態であり、危険な状態。

〈出来る〉は、神経システムであり、神経システム=メンタルである。

メンタルは、外的な影響や、内面的な影響を受けやすく、変化しやすい。そして変化してしまえば、出来なくなる。

メンタルを強化するためには、

①あらゆる経験を積み重ね、乗り越え続ける経験によって、揺らぎにくい神経システムを身に付ける事。

②〈自分はなぜ出来るのか〉という論理を、正しく分かり、正しく知る事。

イチロー選手は素晴らしい。

 

この記事全体のまとめ

さて、今回も長い長い記事になってしまいましたが、
今回の記事は【学ぶために〈学ぶ〉を学ぶ】という事で、

  • 学びの分析、分解、再構築
  • 学びとは何か?
  • 学びの論理と知識

をベースに、記事を書いてきました。

 

冒頭の繰り返しになりますが、
『学ぶことって、めっちゃ大事』なのです。

学ぶことで、人生が変わります。
人生を変えたいなら、学ぶことです。

しかし、学び方を間違えてしまうと、なかなか変わって行きません。

だからこそ【学びの根本の理解】を、まずしてしまう事が、
全ての学ぶ人たちにとって重要だと思い、この記事を作成しました。

 

長い記事ですので、またチビチビと繰り返し読んで、学びと理解を深めて頂けましたら、幸いです。

また、この記事の情報に関しても「鵜呑みにしない事」です。
記事の内容を、ご自身の状況に置き換えて、ご自身で考えながら読み進める事が、良質な学びを作ります。

 

この論理を説明する記事で、文章量的な問題で、書きたかったけど書けなかった事。

  • 正しく知る方法
  • 正しく分かる方法
  • 正しく出来るようになる方法
  • 分かるけど、出来ない事をどうにかする方法(壁を取り払う方法)

など、【方法論】の部分は、
追々、別の記事にて、それぞれ解説していきたいと思います。

 

ご感想、ご質問が有りましたら、お気兼ねなくコメントをして下さい!

本物の人生を生きるために、本物の学びを、積み重ねていきましょう!

では、ありがとうございました。

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